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赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKO(晶)のお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

久しぶりのTOEICセミナー

TOEIC/English

もうすっかり時間が経ってしまい、先月の話となってしまうのですが、10/27に三省堂書店さんで行われた高橋基治先生のTOEICテストスコアアップセミナーに行ってきたのでした。自分への備忘録としても早く記事にあげておきたかったのですが、日常のバタバタとセミナー内容の豊富さとでなかなか書き出せずじまい・・・(←言い訳)。ここにも書いたとおりで、御茶ノ水にJAZZライブを見に行った際にたまたまこのセミナーを見つけたのですが、かねがね高橋先生のお話は聞いてみたいと思っていたので、参加できる機会に恵まれてなんともラッキーでした。高橋先生のプレゼンテーションが素晴らしくって、予定の1時間半はあっと言う間に終了(実際はもっと時間が押したと思います)。無料なのがもったいないくらいです。

大きなトピックは下記の3つ。
1) TOEICテストのあれこれと今後の動向
2) 効果的な学習法とは
3) TOEICテストの先にあるもの
高橋先生のオープニングトークに寄れば、先生の新作の著書「TOEICテスト ムダな勉強はやめなさい!」には書ききれなかった(書けなかった?)いわゆる"こぼれ話"が中心ということでしたので、聞く前から面白そうな予感が漂っていました(私はこの本↓は持っていないのだけど・・・、すいません)。上記の1)~3)のトピック、どれも内容は盛りだくさんで興味深い内容だったのですが、ここは2) について掘り下げてみますね。 

高橋先生がおっしゃっていた要点をざっとまとめておくとこんな感じ。
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「効果的な学習法」は一言でいえば「音読」に尽きる。

音読することは
・英語表現の定着を促進する。
・Listening力とReadingスピードが向上する。

人間の脳が単語を解析する時のプロセスは下記のとおり。
 1.単語の文字認識
   ↓
 2.音韻符号化 (=文字から音声を喚起する過程)
   ↓
 3.意味理解

そして、人が持つ限られた「注意資源」は、例えばPART7時であれば「単語の解析」「内容理解」の2つに振り分けられるので、
 ・単語の解析 (1.→2.→3.)  ・・・音読するとここが自動化するので省力化できる。
 ・内容理解           ・・・800~990点の人は手持ちの「注意資源」をこちらに注力できる。     

黙読している時も脳の中では音読しているので、黙読でも大丈夫。
ポイント:「音読」は正しいやり方をしないと全く意味がない。(=「空(から)読み」はやる意味なし!)

なぜ音読が良いのか。
1. 単語認知の自動化
2. 語彙や文法の内在化
3. 四技能の向上に効果的
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「空(から)読み」というのは意味のわかっていない文章を闇雲に音読することを指すそうで、これは何度やっても全く意味がないことが実証されているそうです。TOEICの素材であれば、英文の構造や日本語での内容をきっちり自分の頭で理解(日本語訳を読むなりして)してから音読することが大切で、その上で何度も繰り返し音読すると、読んでいるうちに英語として自分の中に取り込まれてくるとのこと。セミナーではPART4の素材を使って、実際に音読のやり方を参加者みんなで実践してみました。

もう1つTOEIC以外の素材を使った方法というのが実践で紹介されたのですが、それがちょっとユニークで、山下達郎さんの曲を使っての音読練習でした。「夜の翼」から「甘く危険な香り」へ続くそのイントロの間にDJ気分で曲の紹介をするというもので、曲の紹介文は下記のとおり。

"COME ALONGⅡ" the Night Side goes on and the story of the boy continues.
Hey! you know, he's having sleepless nights with lots of toss and turns and you know those symptoms, the boy's in love, he's deeply in love.
Here's one of the very sucsessful single records of the year 1982, Tatsuro Yamashita!
<訳例>
「COME ALONG Ⅱ」のNight Sideにある少年の物語はまだまだ続きます。
実は、寝返りを打ちながら彼は眠れぬ夜を過ごしています。その症状は、そう、彼は恋しているんです。頭の中は彼女の事で一杯です。
1982年に最も成功をおさめたシングルレコードの一つ、山下達郎をどうぞ!

この文をうまくイントロの尺に収めて、最後の"Tatsuro Yamashita!"のところで「甘く危険な香り」曲の出だし"♪あなたの 思わせぶりな口づけは~♪"にうまくさらっと渡し、しかも躍動感を持って曲を紹介しなくてはいけないというトレーニングで、これがなかなか難しかったです。高橋先生のお手本はそれは見事なもので、本当のDJさんみたいでしたね。ちなみに「夜の翼」は私が山下達郎さんのアルバムの中でも一番のお気に入りのアルバム"MOON GLOW"の1曲目に入っているので、かなりノリノリでした(小学館さんのご好意でセミナー後に高橋先生と控え室でお話する機会にも恵まれたのですが、どうやら高橋先生も山下達郎さんのファンとのこと)。 

COME ALONGII

COME ALONGII

 

セミナーの最後に「5%の法則」のお話をされていました。どんなことにも当てはまる法則らしいのですが、例えばセミナーに100人参加したとすると、それを聞いてやる気になる人は60人、実際に行動に移す人は30人、それをずっと続ける人は5人なのだそうです。そしてこんな言葉で締めくくられていました。素振り、がんばらなくちゃな。

"こんな時代なので、明日は今日の続きではありません。突然何かが起きるかもしれない明日のために準備を怠らないことが大切です。出番がなくても素振りを続けていれば、チャンスの時に必ずヒットを打てる。そう信じて日頃の素振りを忘れないことです。"