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赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKO(晶)のお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

海外出張珍道中日記 ~ニューヨーク観光編~

Travel

1wtcロンドンからニューヨークの移動日は当然のように土日を充ててくるので(←会社の鬼っ!)、この出張、体力的にはなかなかハードなスケジュールだったのですが「観光」となると気分は別腹です。ロンドンを立つ便は朝早い飛行機、そしてニューヨークを立つ便は夜7時の便でしたから、ニューヨークに到着した日の午後3時以降、出発する日の午後4時まで、そして完全オフ日の1日を合わせると、約2日分のオフがありました。ロンドンに比べてニューヨークの土地勘は雲泥の差なので、地図を片手にマンハッタンをとにかく歩きまくりました。でも歩いて渡ってみたかったブルックリンブリッジには時間的に行けずじまい。次回のお楽しみに取っておきますか。

私が前回ニューヨークを訪問したのは2002年の秋。アメリカ同時多発テロ事件から1年後でした。あの衝撃的というかこの世のこととは思えないテレビ映像は世界中の誰もがきっと今でも忘れないでしょう。私が行った2002年には跡地が公開されていましたが、"グランドゼロ"と呼ばれたこの地域にはおびただしいほどの瓦礫が山となっていました。経緯こそ違えど、あの瓦礫の中の絶望的で混沌とした場は「東日本大震災」の直後と重なるものがあると思います。なので、今回この跡地のその後の復興を是非見てみたい、と思っておりました(写真右は2013年完成予定に向けて建設中の1ワールドトレードセンター(←仮称:フリーダムタワー))。

Visitor_pass_5 この跡地の復興についてはアメリカ内でもずいぶんと議論が炸裂したとは聞いていますが、現在は「9.11メモリアル」として一般公開されています。ここに入るには事前に公式サイトで時間指定の予約をする必要があり(入場無料)、そしてセキュリティ上の理由から持ちこめるカバンの大きさや撮影機材などの持ち物について空港同様のかなり厳しいセキュリティチェックがあります。私は事前に予約が必要ということを知らなかったので、当日予約を余儀なくされたのですが、14:00くらいに到着したにもかかわらず整理チケットは17:00のものでした(写真左)。当日予約は枚数が限られているようです。first-come, first-served(早い者勝ち)ですので要注意。

Pool17:00。列に並びセキュリティチェックを受け跡地へ入りました。あのツインタワー、今は"NORTH POOL" "SOUTH POOL"と呼ばれる滝のような慰霊碑となっており、約9メートルの高さの滝がプールに流れ落ち、中央の空洞に注ぎ込まれるデザインになっています。そして、プールを囲むブロンズの胸壁には犠牲となったすべての方のお名前が刻まれています(写真右)。
<NORTH POOL>
 ノースタワー1,470名
 1993年2月26日テロの6名
 アメリカン航空11便87名
<SOUTH POOL>
 初動レスキュー隊員441名
 サウスタワー695名
 ユナイテッド航空93便40名
 アメリカン航空77便59名
 米国国防省125名
 ユナイテッド航空175便60名  合計2,983名
緑に囲まれた物静かなこの地で聞こえる滝の音や石碑に刻まれたお名前を前にして、それぞれが平和についての思いを巡らせることと思います。世界中で「報復」という名の暴力の連鎖が絶たれることを願わずにはいられません。ニューヨークを訪れる機会があれば是非一度立ち寄てみて下さい(その際はネットでの事前予約をお忘れなく)。

Statue_2「9.11メモリアル」の当日整理チケットをGETしたものの、入場の17:00までは時間があったので、ちょっと南へ足を伸ばし、バッテリーパークから出ているスタテン島フェリーに乗ることにしました。もちろんお目当ては言わずもがな「自由の女神像(Statue of Liberty)」。このスタテン島フェリーですがただの公共交通機関ですから、もちろんガイドもなく、マンハッタンとスタテン島を往復する市民の足です。でも運賃は無料だし自由の女神の正面を通るので、特に自由の女神像の中を見学したりエリス島に寄ったりする目的がないのであれば、このフェリーで十分に女神像を堪能できますよ(写真左)。私が行った日は天気がとてもよく、甲板で受ける風が本当に気持ち良かったです~。ちなみにニューヨークに来るたびに自由の女神像を見に行きますが、いつもこのフェリーを使っちゃうので、自由の女神像の中に入ったことがありません(←ケチ?)。次回ニューヨークへ行く時は上ってみようかな。

11回に渡って綴ってまいりました「海外出張珍道中日記」も次回が最終回です。つたない文章を懲りずに読んで下さったご訪問客の皆さん、そして嬉しいことにコメントを残して下さった方々、「楽しく読んでますよ」とメール等でお声掛け下さった方々、もうしばらくの間お付き合いいただければ幸いです。