赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKOのお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

思わぬ副産物の賜物  ~いちご酒&いちごジャム~

この「赤ちょうちんでひとりごと」というブログを始めてから「日本語と対峙する」という今までになかった自分の一面を得たことが思いもよらない大きな副産物となったことは、以前ここにも書いたとおりです。

モノごころついた頃から「理系思考」で、高校時代は文系科目(特に国語と英語)が大の苦手だった私は、その後の進路でもその二つを極力避けてきたわけなので、この語学的センスの欠落のハンデが今ではもどかしい限りで後悔しきりです。

ただ、ブログを始めてからのこの数年は、きっちりと日本語と向き合ってきたつもりなので、近頃ではなんとまあ、私のブログの文章力を褒めてくださる方も数名いて下さるようになりました。昔の私からはシンジラレナイネ~(←なぜか外国人風)。

そして、この度、縁あって先週発売された某本の編集協力に携わせていただく機会をいただきまして、嬉しさと同時にめちゃ感激しています(機会を下さった編集者さんに感謝)!

他にも、前職時で苦手のあまり渋々やってた「企画/マーケティング/販売系」の仕事が、今頃ひょんなところでイベント運営の役に立ったり、昔、1年半だけやった営業の仕事が(←これも苦手仕事だった)、現在ご近所付き合いの役に立ってたり、人生って何が「素敵な副産物」になるかわからないですね~。

あの東京の大雪から2ヶ月が経ったので、この記事のとおり仕込んだ「いちご酒」からいちごの実を取りだすことにしました。2ヶ月もの間35度のホワイトリカー(焼酎)漬け込まれたいちごの実は、見てのとおり真っ白です。果実酒ポットから引き上げたいちごくんたちは、私が予想したとおり矢吹ジョーのセリフをボソっとつぶやいてましたね(写真)。

今回、初めていちご酒を漬けたので、いちごの実がまさかこんなに白くなるとは思ってもみませんでした。自分のエキスをふり絞っていちご酒に貢献してくれた結果なんですけど、見た目は「サナギ」みたいではっきり言ってちょっと気持ち悪いですね(←ごめんね、いちごくんたち)。

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取り出した実ですが、捨てるなんてことは、もちろんしないでしっかり利用します。上記の文章の流れから「いちご酒副産物のいちごジャム」とでも名付けておきましょう(笑)。

2ヵ月もホワイトリカーに漬かっていたわけなので、鍋でコトコト煮ていくと、お酒の匂いがキッチン中に充満したのですが、一番びっくりしたのは、加熱するうちにいちご本来の色がどんどん戻ってきたことです。

ここから燃え尽きたいちごくんたちのの復活劇の始まりで、30分も煮詰めていたら、お酒の匂いもすっかり取れ、真っ赤ないちごジャムができあがりました(写真)。食物の持っているポテンシャルってすごいなあ~。

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晩御飯の後に、プレーンヨーグルトにかけて味見してみましたが、長い間お酒に漬かっていたからなのか、燃え尽きてから復活したからなのか(笑)、市販のいちごジャムとはちょっと違った味がします。

市販より美味しいのかどうかは別として、自分としてはちょっと愛おしさもあり「ひいき点」が加算されちゃいますね。2ビンできたので、1つは実家に持っていって、両親に食べてもらうことにします。

【いちご酒副産物のいちごジャム】
<材料>
いちご酒のいちごの実   4パック分
ラニュー糖       300g
レモン果汁        大さじ3

<作り方>
①材料を全て鍋に入れ、強火で沸騰させる。
②沸騰したら火を弱めて、たまにかき回しながら弱めの中火でコトコト煮る(いちごの実は自然に崩れるまでつぶさないでください~)
③いよいよ水分が少なくなってきたら、弱火にして焦げ付かないようにかき回しながら好みの固さまで煮る。
④好みの固さまで煮詰めたら火を止め、熱いうちにビンに入れてできあがり。
※保存量が入っていないので早めに食べ切った方がいいかも。

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