赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKOのお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

続ける勇気、忘れない気持ち 2015 ~第5回花田塾チャリティセミナー~

おととい、入院後初めてブログを更新したところ、多くの方にコメントいただきました。とっても嬉しいです。おかげさまで今日はいいMy Birthdayになりました~(往年の大女優オードリー・ヘプバーンさんと同じです)

今年2月3日に退院はしましたが「1つの病院に入院できるのは180日間まで」と法律(?)で決められているためでした。言語系の病気の場合、残念ながら回復するスピードというのはゆっくりゆっくりなのですって。

いただいたコメントですが、読めない漢字を調べたり聞いたりしながら、1つ1つを大切に読んでいます。皆さまのコメント、私にはものすごく良いリハビリになっています。応援して下さってありがとうございます~。

少しずつですがよくなってきているので、この病気との闘いで入院中に取り組んできたことなどをブログに書いてみようかと思っていますが、まずは先日ちょうど第五回花田塾チャリティーセミナーに事務局として参加する機会があったので、先にこれについて書いてみますね。

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先日の4月29日、第五回花田塾チャリティーセミナーに今年も事務局として参加させていただきました。私事で恐縮ですが、2011年3月11日のあの震災で家族が被災者となったこともあり、震災わずか8日後の3月19日に開催された第一回チャリティセミナーから事務局として参加した私にとって思い入れのあるセミナーです。

第一回 花田塾チャリティセミナー AKKO編
第二回 花田塾チャリティセミナー AKKO編
第三回 花田塾チャリティセミナー AKKO編
第四回 花田塾チャリティセミナー AKKO編

ですので、このセミナーだけは「今年もなんとしても事務局やりたい」と思っておりましたが、今年は私の状況は例年とすこぶる異なるものでした。この突然襲ってきた憎き病気のこともあり「今年はチャリティセミナーの事務局はできないかもしれないなあ…」と入院中から半分諦めていましたが、4月に入って花田先生から「AKKOさん、また今年も一緒にチャリティセミナーやろう。よろしくね」とオファーをいただきました。

また、ずっと一緒に事務局を担当してきた朝日新聞出版の齊藤さんからも「AKKOさん、大丈夫ですよ。僕もフォローしますから(^^)v」と背中を押してくれました。齊藤さんは神崎先生と一緒に二度もお見舞いに来て下さって、私の状態を知っていたので、一か八かチャレンジすることに決めました。

依頼を受けたからには「病気に負けないで今年も絶対成功させる」と決意。とはいっても自分の課題は多々ありました。特に一番のネックポイントは「文字(特に漢字)」です。ここをなんとかしてクリアしなくては、と無い知恵を絞って考えたのが「整理番号の設定」です。

早速通院の時、私を担当してくださっているキュートなミッチー先生に相談したところ、チャリティセミナーの受付の練習と起こりえそうなトラブルを想像したロールプレイイング練習を自らかってでて下さいました。ミッチー先生、ありがとう~。OJiMさんRabbitさんのご協力もあり、受付はうまくいったように思うのですが、参加された方どうでしたか…?(←当日、受付のお手伝いをして下さったJoyさん、あずきさんもご協力ありがとうございました!)

約3週間、講師の先生方&齊藤さんとメール上で準備を進めました。当日は義援金と懇親会の集金も上手くいったこと、そして退院後初めての飲み会である懇親会では大勢の皆さんと美味しいお酒を飲めたことは、これからのリハビリ生活の大きな自信となりました。花田先生神崎先生OJiMさんRabbitさん清涼院流水さんJoyさん、齊藤さん、そしてチャリティセミナーに参加された皆さま、ありがとうございます。 

唯一残念だったのは、講師の先生方の講義がほとんど聞けなかったことです。今、いろんな作業をするのにこれまでの約4倍の時間がかかってしまうために仕方ないのですが…(涙)。神崎先生Rabbitさんの掛け合いとか、OJiMさんのスベりまくったギャグとか、清涼院流水さんのチェックリストとか、Joyさん花田先生の「あなたたちホントはアメリカ人なんでしょ」の発音などなど、ホント、じっくり聞きたかったなぁ~。う~ん、悔やまれます。

あっ、そうそう。OJiMさんが熱弁していた「耳ダンボ」ですが、ETSのホームページになんとこんな写真を発見しました。早速OJiMさんにお知らせしましたところ「ETSに俺のをパクられた!(怒)」とのこと。真相は・・・私にはわかりません(笑)。

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今回の参加者全員による義援金 520,000円については昨年同様下記の3つの基金に寄付することになりました(詳細は花田先生のブログ記事をご覧ください)。
福島県「東日本大震災ふくしまこども寄附金」 ¥260,500
宮城県「東日本大震災みやぎこども育英募金」 ¥130,250
岩手県「いわての学び希望基金」       ¥130,000

第5回チャリティセミナーまでで被災地への義援金の累計は2,295,554円となりました。継続は力なりですね。東北のちびっこたちが力いっぱい遊んで学んでいけますように。

最後に、このチャリティセミナーのテーマ曲となったONE ON ROCKの「Be The Light」ですが、今年から花田先生オリジナルの対訳が作成されました。心に響く歌詞ですね。チャリティセミナーで流した映像と共にどうぞ。


Be the light/ONE OK ROCK ~東日本大震災ver~ - YouTube

「Be the light」 作詞/作曲:Taka 対訳: 花田徹也

新たな一日に思いを馳せながら
どうしてあんなことになったのかと振り返る
僕たちは何か悪いことでもしたのかな?
神よ

時は日々流れて
あの日からどんどん遠ざかっていくけれど
まだあの日はすごく近くに感じられる

いつもその思いと共に歩んでいるんだ
いままで経験したこともないようなあの状況
あの日からすべてが変わった
悲しみと圧倒されるような痛みでいっぱいだったあの日
その悲痛さはすぐそこに感じられるほどリアルなもので
その気持ちをいったいどこにぶつければいいのかな
僕はただただその光景を何度も見ていた

時は日々流れて
あの日からどんどん遠ざかっていくけれど
まだあの日はすごく近くに感じられる
時は日々流れて
あの日からどんどん遠ざかっていくけれど
まだあの日はすごく近くに感じられる

あの出来事はいったい僕らに何を残したんだろう?
僕らから何を奪い去り、押し流してしまったんだろう?
道のりは長いかもしれない
でもまた新たな気持ちで立ちあがって
その気持ちを忘れずに、そしてあきらめずに
上を向いて頑張っていこう

地獄を目にしたけど何とかまたここに戻ってきた
どうして忘れられようか?忘れることなどできるはずない
あの出来事で失われた尊い
それで気付くんだ どこへ行こうとも
自分は生きていると
時間というものは止まってくれない
だから歩み続けて自らの生を全うするんだ

昨日の闇が光になる
明日の闇は光にもどる
その光になろう

いつもその思いと共に歩んでいるんだ
いままで経験したこともないようなあの状況
あの日からすべてが変わった
悲しみと圧倒されるような痛みでいっぱいだったあの日
誰だって目をそむけて
何事も起きていないようなフリをすることなんてできるさ
でも ほら 目を開けて
そして光を探そう

あの出来事はいったい僕らに何を残したんだろう?
僕らから何を奪い去り、押し流してしまったんだろう?
道のりは長いかもしれない
でもまた新たな気持ちで立ちあがって
その気持ちを忘れずに、そしてあきらめずに
上を向いて頑張っていこう

地獄を目にしたけど何とかまたここに戻ってきた
どうして忘れられようか?忘れることなどできるはずない
あの出来事で失われた尊い
それで気付くんだ どこへ行こうとも
自分は生きていると
時間というものは止まってくれない
だから歩み続けて自らの生を全うするんだ

昨日の闇が光になる
明日の闇は光にもどる
その光になろう

ただ過ぎ去っていく日々もあれば
決して忘れることのできない日々もある
その理由を僕らが選ぶことはできないけど
あの日を経て、何をするかは僕たちが決められるんだ
だから、そんな希望と決意をもって
未来をより明るい光がさす素晴らしいものにしていこう