一昨日、TOEIC仲間の大先輩であるOJiMさんのブログのこの記事のコメントにあった「落語的オチを考えてしまう…。今回のはオチてないけど…」というのを読んで思い出したのですが、そういえば先月末に久しぶりに落語を聞きに行ってきたのでした~。
5人の噺家さんの落語が聴けるのに木戸銭はな~んとたったの1,000円。まぁ、なんてお安い!ちなみに、木戸銭というのは落語用語で入場料のことです。
なんでこんなに安いのかには訳があって…。実は二ツ目(ふたつめ)さんの勉強会だったからなんです。
二ツ目って分かりますか? 簡単に解説すると、江戸落語家さんには上から「真打ち」「二ツ目」「前座」「前座見習い」という階級があって(下記参照)、二ツ目は真打ちになる一歩手前の落語家さんのことです。真打ちの一つ前に高座に上がるので「二ツ目」と呼ばれているようですね。
二ツ目さんは、今までやってきた雑用は無くなり、毎日楽屋へ行かなくてもよくなります。すなわち、高座に行く回数が減っちゃいます。なので、自分たちで高座を作って腕を磨くんです~。それが「二ツ目勉強会」です(私、高校時代の部活が一応落研なので~。前座名は三流亭あひると申します)。
今回、初めて二ツ目さんの勉強会に行ったのですが、噺家さんもちょっとつっかえたり、お客さんが先にオチを言っちゃったりして、いろいろドキドキで、何か新鮮でした。今回5人の二ツ目さんの落語を聴きましたが、私的には鈴々舎八ゑ馬(れいれいしゃやえば)さんの落語が一番良かったかなぁ~。木戸銭安いし、また言ってみようと思ってます。
あっ、そうだ。英語学習者の皆様には、英語落語もお勧めです。落語は言葉に加えて、仕草も表情もありますから、英語の意味が分からなくたってものすごく楽しめます。英語も勉強できて落語も楽しめて一石二鳥!
東京では7月31日に素敵な寄席があります。英語落語家の喜餅さんが開催する、その名も「どまんなか寄席」。英語学習者の方は是非行ってみて下さいね~。ご予約はこちらから↓