赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKOのお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

韓国Jazzの歌姫パク・ラオンさん、東京で初ライブ@四ッ谷Mobius

去年の11月に韓国に旅行に行った際、幸運にも、Jazzサックス奏者の大山日出男さんがご自分のバンドを率いて韓国ツアーをされていたので、ソウルの弘大(ホンデ)にある"エバンス"というライブハウスで、大山カルテットを見ることができたのですが、その時に、ゲスト出演されていた韓国人Jazzボーカリストパク・ラオンさんが、今回東京で初のライブをされるということなので、四ッ谷のMobius(メビウス)に見に行って参りました。

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昨年の韓国訪問の時、私は大山さんの韓国ツアーに一部合流させていただく機会があり、とても楽しい時間を過ごさせていただいたのですが(関連記事はこちら)、その際に大変お世話になったホン・スンダルさんもSax&Clarinet担当として来日。ホンさんはラオンさんにとってJazzの先生であり、プロデューサーであり、そして、日本語も教えて下さる良き先輩だそうです。

初めての東京ライブで緊張されたことと思いますが、ホンさんを始めとして、ベースの高瀬さん、ギターの辻さんの素晴らしい共演者に囲まれて、澄みわたった透明感のあるヴォイスでお客さんを魅了してました。オリジナリティあふれる歌声とのびやかなスキャットは心が和みます。日本でもCDが発売になったようですので、興味のある方はこちらから。

ライブ途中のMCで「素敵な男性に巻き込まれて…(←おそらく囲まれてと言いたかった)」とラオンさんが言っていたのが、なんとも可愛らしく、キュートだったのが印象的でした。

ラオンさんは日本語もかなりお上手なのですが、なんと韓国での独学とのこと。留学しなくてもこんなに話せるようになるなんて、語学学習者としては見習うところ大です。

【曲目】
<1st Set>
1. Dance Dance Revolution (ホン・スンダル)
2. Alone Together (A.Schwartz)
3. No More Blues (A.C.Jobim)
4. My Romance (R.Rodgers)
5. 珍道アリラン (韓国民謡)
6. 星影のワルツ (遠藤実)
7. My Secret (パク・ラオン)
<2nd Set>
1. Oblivion (A.Piazzolla)
2. Moon River (H.Mancini)
3. Undecided (C.Shavers)
4. My Favorite Things (R.Rodgers)
5. 下宿生 (韓国の曲) ←1966年KBSドラマ主題歌
6. Street Life (J.Sample)

【メンバー】
朴羅温(パク・ラオン)(Vo,P)、洪淳達(ホン・スンダル)(As,Cl)、高瀬裕(B)、辻邦博(G)