赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKOのお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

お帰りなさい日本代表 & ハリケーンシーズン到来

今日、海の向こうの南アフリカから、日本代表が帰国しましたね。おとといは精一杯やり切ったサムライたちの涙に私ももらい泣きしてしまいました。何も言わず素直に健闘を称えたいと思います。そして、お帰りなさい!

もうひとつの海の向こうの大陸アメリカでは、今季のハリケーン第1号"Alex"が、本日、メキシコ沿岸に上陸したようです。現在、メキシコ湾はBP社の原油流出事故のせいで、油まみれなわけですが、ルイジアナ州からフロリダ州沿岸での原油回収作業は、この"Alex"の影響により、一時中断されているとのこと。

これから本格的なハリケーンシーズン到来なのに、高波に原油も混じってくるとなると、メキシコ湾沿岸の住民は気が気ではないことでしょう。一刻も早い原油の回収、そして、カトリーナのような巨大なハリケーンが今年は来ないことを祈るばかりです。

ところで、大西洋で発生するハリケーン命名に決まりがあるって知っていました?私は、2005年のカトリーナ襲来の時、ニューオーリンズ支援活動を多少なりとも手伝っていたので、その時にお勉強したハリケーンの知識の記憶が正しければ、ハリケーンの名前は、あらかじめ決められている名前リストに従って発生した順にAから命名されていきます。

今回のハリケーンは2010年の第1号なので"Alex"。名前リストは下の6種類があってこれをローテーションしているので、6年ごとに同じ名前のリストが使われるというわけです。ただ、甚大な被害を与えたハリケーンの名前は「永久欠名」の扱いになり、その年限りで名前リストから削除され、そこには別の名前が割り当てられます。例えば、2005年にニューオーリンズを壊滅させたあの"Katrina"、リストでは2011年に再登場するはずでしたが今のリストには載っていません。

ちなみに、1979年までは女性の名前だけだったようですが、今は男性女性が交互に付けられるんですよ。日本はただ台風○号というだけですが、ハリケーンに名前をつけるという発想はどこから来るのでしょうね。お国柄の違いとはいえ興味深い文化です。

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それにしても、油まみれで全く飛べていないペリカンの姿を、テレビで見ると胸が痛みますね・・・。ニューオーリンズを舞台にしたジュリアロバーツ主演の映画"ペリカン文書"は、ペリカンが多く生息する広大な湿地帯の地下に眠る膨大な石油資源開発をもくろむ巨大企業と、環境保護派との訴訟の裏側をあばいたストーリーでした。今のアメリカのこの状況を鑑みると、もう一度見るにはいい機会かも。

今日はW杯もないことですし、"ペリカン文書"を見ながら英語でのセリフの言い回し表現など勉強したいと思います。映画の中のような、あの美しい湿地帯がメキシコ湾に少しでも早く戻ってくることを祈って・・・。 

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