我が赤ちょうちんでこの時期から活躍する下の写真の2つの食器「片口(かたくち)」。器の縁の片方だけに注ぎ口がついているからこんな名前が付いたんでしょうね。私は写真のような少し深めの「片口」がお気に入り。ちょっと愛嬌があるオトボケなカタチも好きなんですが、普通のスーパーの食器売場に置いてあることはほとんどありません。なんでだろう?
この「片口」、家ではもっぱら酒器で使っています。一升瓶や紙パックからここにお酒(または焼酎)を移し入れて、チビチビ飲むにはとっておきのアイテムです。徳利と違って一升瓶等からこれに移すのもとっても簡単だし、ぐい呑みに注ぐ時もドバっと出ることがないので手酌もお酌も失敗しらず。陶器なので電子レンジでお燗もできます。あと、なんといっても洗うのが簡単!
今日は札幌や旭川では初雪が降ったそう。東京も今日から急に寒くなったので、早速「片口」を使って熱燗でチビチビしてみることに。私のお気に入りの料理番組「男子ごはん」で先週「秋のおつまみスペシャル」として、焼酎or日本酒に合うおつまみ"焼きしめじと高菜のクリームチーズ和え"というのを調理していたのでそれを作ってみました。簡単なわりには結構いけるかも。さすがケンタロウさん!
【焼きしめじと高菜のクリームチーズ和え】
<材料>
しめじ 1パック
刻み高菜 大さじ3
クリームチーズ 50g
塩 少々
こしょう 適量
<作り方>
1. しめじは石づきを落として小房に分ける。
2. 高菜は細かく刻んでおく。
3. フライパンを熱してオリーブ油をひき、しめじを強火でよく炒める。
4. しめじに少し焼き目がついたらボールに入れる。
5. 3.にクリームチーズを入れて混ぜる(しめじが温かいうちに混ぜるのがポイント)
6. 5.に刻んだ高菜を加えて和え、塩・こしょうで味をととのえる。
7. 器に盛り付けてできあがり。
※塩気の強い高菜の場合はさっと水洗いしておくといいらしい。