昨年の1/18に記事にしたNHKドラマの「その街のこども」。私はこのドラマを見終わった時、何かがこみ上げてくるというかなんとも表現しがたい感情があふれ出てきて嗚咽してしまったのですが、そのドラマが「その街のこども 劇場版」として明日15日(土)からこちらの劇場で公開になります。
YouTube: 映画「その街のこども 劇場版」特報 1.15全国ロードショー
このドラマ、阪神・淡路大震災から、ちょうど15年目にあたる昨年の1/17の深夜に、NHK総合テレビで放送されたのですが、震災で心の傷を抱えたまま今を生きる若者たちを、実際に震災を体験された森山未來さんと佐藤江梨子さんが、切なく、そして自分の言葉のようにリアルに演じています。
放送当日の早朝に撮影された最後の東遊園地での慰霊祭のシーンは、バックに流れる音楽も相まって、胸がキューっと締めつけられました。放送後、私と同じく多くの視聴者から感動と絶賛の声が寄せられたようで、第36回放送文化基金賞を受賞。さらにNHKが制作したドラマとしては前代未聞の全国劇場公開という運びとなったそうです。
「このドラマ、また見たい!」とずっと思っておりましたので、明日は友人に会う前に劇場まで足を運ぼうと思います。友人と会う時はずいぶんと腫れぼったい目になっちゃいそうですが・・・。
<追記>
「モテキ」などの演出を手がけた大根仁監督が、1/14にTBSラジオ"Dig"で取り上げていた「秀吾岡宗のすべらない阪神淡路大震災話」(←エロくて不謹慎かつイイ話、ポットキャストで聞けます)は笑えて、そして、泣けました。人間ってスゴイ!その大根仁監督も「その街のこども」はブログで絶賛。そういえば「その街のこども」も出だしはエロ話題からだ・・・。ともあれ大根監督の阪神淡路大震災に関するブログ記事はこちらとこちらから。