赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKOのお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

私の中の儀式 ~ドラゴン桜~

普段、テレビドラマはあまり見ない私なのですが、好きなテレビドラマがいくつかあります。その中でも特に好きなのが「ドラゴン桜」。原作は漫画のようなのですが、そちらは読んだことがなく、2005年に放映されたテレビドラマだけを見ていました。

当時は、何気なく全話をDVDに録画していたのですが、2006年後半、入院のため仕事を休職しなければならなかったことをきっかけに、2007年の年初から私の中で始まった「再勉強計画(国家資格通関士&貿易実務&TOEIC&他外国語)」で、この録画したDVDが、何度も活躍することになります(買うと結構高いんですね、知らなかった↓)。 

ドラゴン桜 DVD-BOX

ドラゴン桜 DVD-BOX

 

ドラゴン桜」の中で私が特に好きな回は、第10話と最終話。特に第10話は学習にくじけそうな自分の気持ちを奮い立たせたい時に、押し入れから録画したDVDをひっぱり出してよく見ていました。

昨日の私はまさにそんな自分だったので、自分に「喝」を入れてスイッチを再始動させるために、私の中の「儀式」として久しぶりに「ドラゴン桜」の第10話を見ることにしたわけです。

もういい歳のくせに、高校生を主体にしたドラマのセリフで気持ちを奮いたたせるなんて、と皆さんに呆れられそうなのですが、でも、私的にはどのセリフも「勉強の本質」をよく付いていると思っていて、セリフの行間に含まれたメッセージは、いい歳をした大人になっても自分の琴線に触れますね。

文字にするのはちょっと恥ずかしいのですが、特に私の好きなシーンがいくつかあるので、自分が後でこの記事に振り返って、すぐに読めるという意味でも、セリフを抜粋しておこうと思います。

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水野悠子(長沢まさみ)の母親が、病に倒れたため、彼女が東大受験をあきらめた時、桜木先生(阿部寛)が彼女の家を訪れて語るシーン。

いい教師について正しく学ぶ。それが最速にして最善の方法だと世の中の大半の連中が思っている。だがよ、1つだけ独りで学ぶ独習にかなわない部分がある。それはな、密度だ。勉強に打ち込む時間の濃さだ。孤独ゆえに濃く、そして濃いがゆえに強い。だからオレはオレが最も嫌いな言葉を一度だけお前に言う。「頑張れ!」。頑張ればいつかきっと望みが叶う。

 これを受けて病室で水野が母親に自分の想いを語るシーン。

私、やっぱり勉強したいんだよね。勉強して東大に行きたいんだよね。だから特進はやめるけど受験はやめないことにした。それに私の場合は独りは独りだけど、みんなが作ってくれたノートがある。メモリーツリーもある。独りだけど独りじゃない。だから私は最後まで頑張れる。

 そして最終話で桜木先生が学校を去る時にいうセリフがこれです。

最後の最後によ、お前らに1つだけ言っておく。入学試験の問題にはな、正解は常に1つしかない。その1つに辿り着けなかったら不合格。それは厳しいものだ。だがな、人生は違う。人生には正解はいくつもある。大学に進学するのも正解、行かないのも正解だ。スポーツに夢中になるのも、音楽に夢中になるのも、友達とトコトン遊び尽くすのも、そして、誰かのために敢えて遠回りするのも、これはすべて正解だ。だからよ、お前ら、生きることに憶病になるな。お前ら、自分自身を否定するなよ。受かった奴も、そして落ちた奴もだ。お前ら、胸を張って堂々と生きろ。以上!

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今日から5月。気を入れなおしていかなくちゃ。くよくよ悩んでいる時間があったら行動に移さないとですね。まずは今日は「TOEICテスト超リアル模試600問」の復習からいってみます~。 

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