ここのところ、週末のどちらか1日は必ず雨。いつの間にか東京は梅雨入りしていたのですね(このところちょっと仕事が慌ただしくて気がつきませんでした・・・)。
洗濯物は乾かないし、湿気のせいで髪の毛はウネウネして、全然まとまらないし、いろいろ憂鬱な時期ではありますが、我が赤ちょうちんの野菜たちは雨の恵みを受けて目下ぐんぐんと成長中~(写真左から島とうがらし、バジル、大葉、パセリ、空豆、枝豆)。
ここ最近は、仕事から戻ったらまずべランダに直行、というのが日課になりました。植物の成長には力強い前向きのベクトルがあるせいか、見ているだけでもものすごく力をもらえます。日常の仕事上でのわずらわしい出来事も、不思議とスーっと吸い取ってくれる感じがして、今や頼もしい相棒となりつつありますね。
ちなみに、梅雨は英語で"rainy season"ですが、英語の文字面だけ見ると"雨季"って感じで、日本語とのニュアンスがちょっとズレている気がします。外人さんにはもう少し説明が必要でしょうね。Japan-guide.comにはこんなことが書かれていました。
Most parts of Japan get visited by a rainy season in the early summer.Because of this, it is called tsuyu(or baiyu), literally meaning "plum rain", because it coincides with the season of plums ripening.
夏の初めに日本のほとんどの地域が雨の季節に見舞われます。梅が熟す季節と同じなので、文字上「梅雨」と表し「つゆ(ばいう)」と呼ばれています。
この時期に「梅雨」って漢字を充てた日本の先人たち、なんて素敵なセンスの持ち主なんでしょう。日本人が持つ、独特の自然との関わり合いみたいなものが伝わってくる言葉ですね。
※coincide with~はTOEICの問題でもよく見かけます。最近はもう間違えなくなりました(笑)。
せっかくのこの自然からの恵みに感謝しつつ、ベランダで収穫された野菜は有難くいただいております。今は大葉がたくさん採れるので、惜しみなくたっぷり使い、今日は豚ひき肉に混ぜて"豚つくね"にしてみました。
女将魂を発揮し、いろいろな改良を重ねた結果「見た目重視」でこんな感じに(↓)。なんか居酒屋っぽいでしょ?何はともあれ今回のレシピはこちら~。
【アスパラ串の豚つくね】
<材料>
豚ひき肉 200g
大葉 6~7枚
生姜 大さじ1
しょう油 小さじ2
ごま油 小さじ2
酒 大さじ1
片栗粉 大さじ1.5
塩こしょう 適量
アスパラガス 6本
★しょう油 大さじ1.5
★みりん 大さじ2
酒(蒸し焼き用) 大さじ2
<作り方>
①大葉をはみじん切りに、アスパラガスは根元を切り落とし、下の固い皮をピーラーでむいておく。
②ボールに豚ひき肉、大葉、生姜、しょう油、ごま油、酒、片栗粉、塩こしょうを入れて粘りが出るまで混ぜる。
③アスパラガスを包むように②をつけていく。アスパラの上下を出しておくと仕上がりの見た目がよいかと。
④ゴマ油をひいたフライパンに③を入れ、つくねが色づくまで焼く。
⑤表面に焼き色がついたら、酒を加えフタをして蒸し焼きにする。
⑥キッチンペーパーで余分な油を軽く拭き取り、★を加えて照り焼きにする。
⑦お皿に盛り付けてできあがり~。お好みで七味唐辛子などかけて召し上がれ。
※アスパラガスを串にしているので、火が通りやすいように細めの物を選ぶのがおススメです!(←花田先生の"文法特急"風)