赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKOのお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

養老孟司先生×土井善晴先生 講演会 ~料理を食べる人、料理を作る人~

土井善晴先生の「この人の言葉を聞いてもらいたい」という講演会シリーズ。第9回はベストセラー「バカの壁」で有名な養老孟司先生がご出演ということで、このイベントに本日行ってきたのでした~。

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土井先生のお話の中で興味深かったのは、和食と西洋料理の五感についてのお考え。土井先生は和食と西洋料理の食の感じ方の順番をこう思われているようです。

<和食>       <西洋料理>
1番:視覚     1番:味覚
2番:触覚     2番:嗅覚
3番:聴覚     3番:視覚
4番:嗅覚     4番:嗅覚
5番:味覚     5番:聴覚 

和食は視覚が1番、なるほどね~。京都の和菓子の美しさとか、お弁当に入れるバランなんかはまさにそうですよね。あと、日本語のオノマトペは食べ物からが多いんじゃないかな、ともおっしゃってました。今流行りのもぐもぐタイムとかもそうっか~(笑)。

体を使わず、頭で考えてばかりいるのが、現代人の悪いところであり不幸の源。体を使う、これは絶対にやった方がいい! 人間の命なんて短い。やりたいこと、やれることはすぐにやる。

養老先生のお話は医学の話から趣味の昆虫の話まで多岐に渡っていましたが、私は↑この言葉が印象深かったです。今やりたいことをすぐやろう!

<追記1>
来場者の中に「あれ、この方、どこかでお見掛けしたことあるなあ~」と思っていたら、NHK Eテレ きょうの料理に出演されている後藤繁榮アナウンサーでした! お客様でいらしてたので、あのダジャレが聞けなくて残念!後藤アナウンサー、私も後藤アナのダジャレファンですよ~。番組中のダジャレ、いつも楽しみにしてま~す(^^)v。

<追記2>
土井先生のイベントに参加したのは今回が二回目です。前回は土井先生だけのお話でした。その時の記事は↓こちら。