赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKOのお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

あれから10年

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10年前の今日14時46分。倉庫で作業中の私は、気が付いたら本の山に埋まっていました。停電で真っ暗な中、同僚の手を掴みながら避難所に行くと、そこにはラジオが流れていて、東北で大きな地震があったことを知りました。

まず、仙台に住む妹家族の安否が心配でなりませんでしたが、こちらからの電話は全く繋がることはなく、あっちからの連絡を待つだけの時間は、本当に本当に歯がゆい気持ちでいっぱいでした。

あの日から今日でちょうど10年。当時8歳だった男の子は、数日の一時帰省でおばあちゃん家で貰ったたくさんの支援物資を大きなリュックに背負って、東北行きの高速バスのバス停まで、黙々とママの後を歩いていった姿を、私は今でも忘れられません。

その男の子は、この4月から医学の学びに進み、夏の大会以降お休みしていた大好きな野球も、また大学の部活に入部して続けるそうです。この震災でのいろんな経験が、きっと将来の役に立つことでしょう。頑張れ~、応援してるよ!

 天災は忘れた頃にやってくる

これはもう仕方ありません。地震は台風のように数日前に予測することは不可能です。地震大国日本に住んでいる限り、地震とはずっと共存していくことになるでしょう。でも、防災は別です。これは誰でもできます。私は地震災害時までの準備としてはこの2つだと思っています。

① 住んでいる街の周りの方と普段から交流しておく。
② 最低限の防災グッズをすぐに取れるところに置いておく。

特に地震時には、①は必須なのではないでしょうか。私はここかなり自信ありです(^^)v。ただ、これは一朝一夕では出来ないことなので、普段の生活から取り入れていきたいですね。ご近所さんと会釈する、挨拶するなど心がけていきましょう。

②については、赤ちょうちんはこんな感じで、旅行用のキャスターバッグに、お水、おりたたみ水筒、乾電池、トイレットペーパー、懐中電灯などなどを入れています。あっ、念のため言っておきますが、ここにはお酒は入っておりません(笑)。

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<追記>
コロナとの戦いでもあったこの1年間。来年はどうかありませんように(祈)。
「見えないものと戦った一年、見えないものに支えられた一年だと思う。」
「見せてやれ、底力。」