赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKOのお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

やったね、YMOメンバー勢ぞろい!

私が4月から楽しみに見ているテレビ番組の中に「"スコラ" 坂本龍一 音楽の学校」という番組があります。4月のテーマは"バッハ"、5月のテーマは"ジャズ"でした。

この「"スコラ" 坂本龍一 音楽の学校」という番組ですが、元々は"schilaシリーズ"という、CD-BOOKを古典文学全集のような重厚な質感のパッケージにした音楽全集を、年間3巻ペースで、発刊し向こう10年間に渡って全30巻(クラシック16巻、非クラシック14巻)を完成させる壮大なプロジェクトなんです。

2010年5月現在で全30巻中5巻目まで発売されています。本と並行して、NHKを通じて映像とタイアップしているのは、アカデミックな切り口で音楽を俯瞰するにはわかりやすくていいですね。

で、本題の6月なんですが、テーマは"ベース&ドラム"。そして、なんと、ゲスト講師には細野晴臣さん高橋幸宏さん、そして、案内役にピーター・バラカンさんも出演するのです。YMOメンバー+ピーターさんが勢ぞろいです。きゃ~。これはもうYMOフリークとしては絶対見逃せません!今週末からスタートです。今から楽しみ~。

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今はJAZZを中心に聞く私ですが、中学/高校は音楽のほとんどをYMOYMOファミリーが占めていましたね(当時はJAZZなんて聞いたこともありません)。

教授(坂本龍一さん)がやっていた「サウンドストリート」、ユキヒロ(高橋幸宏さん)がやっていた「オールナイトニッポン」は勉強なんかそっちのけで、ホント、狂ったように聞いてたなあ。

皆さんもそうだと思いますが、昔聞いた音楽っていうのは、今や自分の細胞として、体の一部になっているんです。きっと。だって、歌詞はもちろんのこと、ユキヒロの歌う歌の抑揚まで今でもきっちり体に入っていますもの。

ピーター・バラカンさんも、今でこそ「ブロードキャスター」という肩書きでお仕事していらっしゃいますが、昔はYMOのマネジメント事務所にお勤めしていらして、YMOの英語の作詞(もしくは訳詞)を担当していた時期があるんです。中期~後期のYMOの作品に、ピーター・バラカンさんのお名前が数多く登場してきます。

私は、もちろんYMOのアルバムはすべて持っていて、実は、今でもよく聞いています。特に好きなアルバムは、YMOフリークにありがちですが「BGM」と「TECHONODELIC」かな。 

今、幻(?)のYMO写真集"OMIYAGE"を、本棚から引っ張り出して、眺めながらYMOのアルバムを聴いていますが、今見ても聞いてもめちゃめちゃ新鮮でカッコイイいんだよなあ~。

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ただ6月はワールドカップだから、こっちは生放送で見ないとね。どのみちYMOメンバーが勢ぞろいしている映像なんてめったにないので、DVDに録画して永久保存版にするつもりだったのでちょうどいっか。放送スケジュールは下記のとおり。Don't miss it!

"スコラ" 坂本龍一 音楽の学校" (毎週土曜日23:45~0:15 NHK教育テレビで放送中)
【放送内容】
<6月・ベースとドラム>
5月29日(土)第1回 ドラムとベースの成り立ち
6月  5日(土)第2回 ドラムの演奏におけるリズム論
6月12日(土)第3回 ベースの演奏におけるリズム論
6月19日(土)第4回 ドラムとベースの現在と未来
<5月・ジャズ>
5月  1日(土) 第1回 ジャズの起源
5月  8日(土) 第2回 スウィングジャズの隆盛
5月15日(土) 第3回 モダンジャズの誕生
5月22日(土) 第4回 融合・拡散するジャズ
<4月・J.S.バッハ>
4月  3日(土) 第1回 バッハはなぜ"音楽の父"なのか
4月10日(土) 第2回 "音楽の職人"バッハ
4月17日(土) 第3回 神に捧げる調べ
4月24日(土) 第4回 再発見され続けるバッハ