赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKOのお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

モノづくりの暖かさに触れる

12月から通い始めた牧野学院ですが、今日から製図の授業の第1回目が始まりました。今日を含めて7回に渡り編み物の製図を勉強していきます。

編み物自体の芸歴は長い私ですが、編み物の製図は初めて。配布されたテキストのプリントを見ながら説明を受け、編み物製図を受講者5名で四苦八苦しながら、第1回の授業をなんとか終えてきました。そして、授業の後にこんな素晴らしいことがあったんです。

AKKO:先生、今日のテキストの製図説明文ですが、例えば、Wordデータとかでありますか?実は、私、失読症という文字が読めない病気なので、あればコピペで音声ソフトに読んでもらえるのですが…。
先生:そうなの? でも、テキストでしか無いのよ。ごめんなさいね。
AKKO:いえいえ大丈夫です。Wordの手書き機能で文字にしてみますので。
生徒A:私で良かったらデータにしてきましょうか。パソコンに打つことで私も今日の授業の復習にもなりますので。

と、その教室で初対面の女性が声をかけてくれたんです。驚きと嬉しさですぐに声が出なかったのですが、有難くそのご好意に甘えさせてもらうことにしました。ホント嬉しい!感動~。

病気になって出来なくなったことは、TOEICをはじめたくさんあって悲しいけれど、失読症の私にこんなカタチで手を差し伸べてくれる人もいるんですね!失ったモノの代償にこんな素敵な出来事をいただき、障害を持ったことで接する温かさを実感しています。悪いことばっかりではありませんでした~。声をかけてくれたIさん、ありがとうございます。これから第7回目まで製図一緒に頑張りましょうね~。

<追記>
今日配布された牧野学院での製図で使う定規。先生が「みんな同じ物を使ってるので、自分のとわかるように工夫して下さいね」と。ってことでこのシールを貼ってみました~。この編み物定規をもってる人は、日本には99%私しかいないはず。ルイジアナにはいたりして~(笑)。

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ZYDECO.JP / ザディコ