先月、丸善丸の内本店での早川(Jay)先生の講演会(内容はこちらから)で、「英語スキル」を上げる3つの要素は「①必要」×「②興味」×「③時間」であり、「①必要」では、非日常を日常にいかに近づけるかを工夫するのがお勧めという話がありました。
その例のひとつに「公共施設や電車内での英語表示(もしくは英語音声)を必ずチェックしてみる」というのを挙げておられたのですが、私はこれについてはなんとなく自然としてしまいます。
私が通勤で利用している地下鉄の駅にも、いつの間にやらホームドアが設置されていたので(稼動はまだだけど)、早速写真を撮ってみると、PART1で出題されまくっているTOEIC動詞(lean, prop)やら、PART6で出そうなif省略の倒置法やら、いろいろ満載ですね。
"retrieve"はあまり触れていなかった単語だったんで(←あっ、勉強不足がバレバレ)、辞書ですぐに使い方を再チェックしました。この動詞、結構意味が広いですね。この看板に使われている意味以外でもいろいろありました。
Retrieve a document from the floppy disk.(取り[読み]出す)
Please retrieve information with the keyword.(検索する)
Could you retrieve the error on the contract form?(訂正する)
Retrieve a mistake.(償う)
I can retrieve this situation. (立て直す) などなど。
線路にモノを落として、駅員さんに長い棒で取っていただいた経験が何回かあるので、その状況とセットでこの単語をしっかり記憶に定着させようっと。ちなみに、ゴールデンレトリバー"Golden Retriever"もここから来ているとのこと。これでさらに記憶に定着しやすそうです。
ところで、この中の「force yourself into the train」ってどんな状況なんでしょう?電車のドアに挟まった人が、グリグリと必死に乗っている感じを想像して、実際にこの場面に遭遇したら、なんか笑っちゃう光景かもとか思ってしまいました(←不謹慎)。私の解釈って合ってるのかなあ?
ホームドア、6/26より山手線の恵比寿駅で、JRでは初めて使用が始まったと話題になりましたね。ホームからの転落防止対策など安全のためには確かにいいんだろうけど、なんせ故障が多く、これが原因でしょっちゅう地下鉄が遅れるので困ります・・・。
日々の列車運行が終わった後、毎晩開閉の点検整備とかしているんでしょうかね?ちょっと疑問。