赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKOのお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

韓国でTOEIC本を買ってみる (その2)

もう先月の話になりますが、韓国へ行く機会がありました。行先は「釜山(부산)」と「ソウル(서울)」。今回は時間の関係もあり、初めて韓国の国内便(金浦(김포・キンポ)空港~金海(김해・キンヘ)空港)を利用してみることに。エアーチケットをチェックインカウンターで購入すると、なんと日本円換算で約5,000円でした。ウォン安ということもあるのですが、韓国は公共交通機関の料金が本当に安いですよね~。

国内線ターミナルにはさすがに日本人は数少なく(←ってパッと見はわかりませんが)、空港内放送も機内放送ももちろん日本語はなし。韓国語と英語のみです。フライトは多少の遅延があったものの、この辺はTOEIC PART4でお馴染みのフレーズが満載です。

ソウルでの滞在は今回は韓国系のホテルではなくアメリカ系の"JW Marriott Hotel Seoul"だったので、やりとりはすべて英語。Listening&Speakingの練習にはもってこいでした。今までの韓国訪問の中では一番英語を話した気がします。でもreceptionの方の話す英語のスピードが早い早い。チェックイン時の質問についていくのが必死です。

滞在中は、毛布の追加、帰りの空港バス停までの道順、その他もろもろのこちらのリクエストにも丁寧に対応して下さり、私の英会話のいい勉強になりました。receptionの方、conciergeの方、私のpoorな英語にご対応下さりありがとうございました~。

ちなみに韓国のタクシーで「マリオットホテル」は全く通じず、たどたどしい韓国語で場所を説明したところ「あぁー、メリオットゥホテル(메리어트호텔)ね~」とのこと。外来語は各国のオリジナルの発音にすり替わっているので面倒ですね。

話変わって、日本女子の韓国訪問のお楽しみの定番といえば「韓国料理」「エステ」「コスメショッピング」なんでしょうが、オヤジが入っている私の楽しみは「韓国伝統酒+つまみ」「屋台」「書店」ですね。優先順位の関係で悲しいかな「エステ」や「コスメショッピング」は行ったことがありません(←女子としてこれもどうかと思いますが・・・)。

韓国で人気かつ有名な大型書店は「教保文庫(교보문고)」と「永豊文庫(영풍문고)」です。今回、宿泊がMarriott Hotelだったので、いつも立ち寄る「教保文庫光化門本店」だけでなく、ホテルから直結しているモール"セントラルシティ"の中にある「永豊文庫セントラルシティ店」にも行ってみることにしました。お目当てのTOEICコーナーは毎回圧倒されてしまいますが、ものすごい量の品揃えと本の厚みです。下の写真を見ても電話帳(イエロータウンページ)みたいなものもありますよね。重すぎて日本じゃ売れなそう~(笑)。

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書店のゴールデンゾーンでもある平積みのコーナー(写真下)のPOPには「TOEIC 기본서(基本書) 토익 처음이세요?(TOEIC 初めてですか?)」と書いてあるのですが、どれもこれも問題数がべらぼうにあるものばかりです。HUMMERさんのブログ記事で見たことある右手手前の金色の「イ・イクフン TOEIC 実戦1200題」とか、OJiMさんのブログ記事で見たことある左手奥のピンクの「Economy④  RC1000題」とか、確か日本の本番のTOEICよりもちょっと難しいって記事に書かれていたような気がするのだけど・・・。韓国じゃあ、TOEIC初心者のための「基本書」なのか、とさらにビックリ度があがりました。さすが受験大国ですね。

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今回は自分へのお土産に「韓流TOEIC(K-TOEIC)&資格勉強日記」の著者Adamsさんの記事にあったこの本(写真下)を買って帰りました。韓国のListening本はCDが付いていないのだとAdamsさんの記事に書いてあったので、事前にダウンロードして行ったのですが、Listening本なのにCDが付いていないとはなんともまあ斬新というか合理的というか・・・。CDの分の価格を問題数に代えて少しでも多くの問題を載せたいということなのかしら?絶対価格が高いと売れないとかなのかな?日本ではまだ浸透していない考え方と思うのだけれど、今後こんな傾向になっていくのかもしれませんね。

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ちょっと面白かったエピソードは、帰りの飛行機の中でこのダウンロードした音声を聞きながら買ったこのListening本の問題をやっていたら、CAの方が何語で話しかけるか悩んでちょっと間があったこと。こんな本を持って真剣にやっていたので確かに韓国人のようにも見えたのかもしれません。隣人とは日本語で話していたので混乱されたのかな。結局、CAの方が話しかけてきたのは英語でした~(笑)。