原因不明の高熱が続いたせいで、せっかくの週末をふいにしたAKKOです。楽しみにしていた土曜日のランニングイベントや、その他諸々のことがすべて台無し。体調管理は大切だとつくづく実感しました。でも続いた高熱の原因は一体なんだったのだろう・・・。
お医者さんの「安静」の言いつけを守って寝るしかできない中、唯一できるのは本を読むことぐらい。お布団の中で、なんとか力を振り絞ってTOEIC本「極めろリーディング解答力」を読んでました。
パッと開いたページにあった例文の中の単語"flammable"、何気に辞書で引いていたら、関連語彙の"inflammable"という単語がなんとも紛らわしく、すっかり混乱したので、思わず布団から起きてカリカリとメモを取りました。とっくにご存知な方も多いと思いますが、自分の備忘録的にここにも書いておこっと。
一般的にはin-という接頭辞は否定を表すものなので、"complete(完全な)"⇔"incomplete(不完全な)"と、同じ図式が成り立ちそうなのに、"flammable"の場合は"flammable"="inflammable"なのです(どちらも意味は「可燃性の、引火性の」)。
というのも、この"inflammable"のin-は否定を表すものではなく、"in(~の中へ)"+"flame(炎)"→ inflame「火がつく」という動詞から来ている単語だから。では、"flammable"の反意語は何かというとそれは"nonflammable(不燃性の)"です。
さらに調べると、"flammable"の類義語である"combustible(可燃性の)"の反意語は"incombustible(不燃性の)"で、こちらは否定を表すお馴染みの接頭辞のin-で表されるんですって。あ~、なんて紛らわしんでしょう!(※周りをよく観察してみたら会社のゴミ捨てコーナーにこんなのが貼ってありました(写真)。でも「もやすゴミ」「もやさないゴミ」って日本語がちょっとヘンな気も・・・)
この"inflammable"という単語はネイティブでも混乱する恐れがあるので、英語圏でも基本的には"flammable"しか使われないそうです。"inflammable substance"を「不燃性物質」って勘違いして、ぞんざいに扱って爆発したりしたら、それこそ大騒ぎですものね。
TOEIC本番では"flammable"のclose meaning問題に"inflammable"が正解になるような問題は出ないと思いますが、海外旅行などでの日常生活では、命にかかわる単語だけにしっかり覚えておく必要がありそうです(←私の場合)。
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