先週、韓国に行っていたのは昨日の記事に書いたとおりなのですが、最後の最後に私にとって奇跡のようなことが起こりました。
金浦空港で帰りの飛行機を待っていたら、JAZZ Legendのチック・コリアさんにそっくりな方がおられるではないですか。でも周りの誰も騒いでいないし、ただのそっくりさんかも、だってここソウルだし(←もう舞い上がって意味不明)。
でも、あまりに似てると思い、慌ててスマホを空港の無料wifiにつなぎ、チック・コリアさんのホームページのスケジュール欄を見てみたら、6/18-6/22(東京)、6/26(福岡)、6/28(大阪)のツアーがあるではないですか!
これはもうご本人に間違いないと思っておそるおそる話しかけてみました。
「あのー、チック・コリアさんでしょうか?」
「はい。」キャーー、やっぱりご本人(そっくりさんじゃなかった!)。
もうなんだか信じられません。だって、JAZZ好きだったら誰でも聞いたことのあるあの名曲中の名曲「スペイン」のチック・コリアさんですよ。私はJAZZを聞き始めて最初に好きになったJAZZ MUSICIANといっても過言ではないので、こんなに間近にお目にかかれるなんて、もう胸がドキドキで心臓が口から飛び出そうでした。
そこからは
「私、十年来のあなたのファンです」
「自分の入っているアマチュアビックバンドで「スペイン」演奏しました」
「バンドではテナーサックスを担当してます」
「Return to Forever時代からCD持っていて、上原ひろみさんとのCDも持ってます」
とかとか、なんだか興奮いっぱいに話したのですが、一つづつ丁寧にお返事を下さり、最後に
「一緒に写真撮ってもらえますか?」
と頼んでみたところ即効OKが出て一緒に写真を撮っていただきました。
私は韓国最終日で顔がパンパンだったので、Jazz Legendのチックさんの写真だけお楽しみ下さい~。あー、こんなことってあるんですね。私、一生分の運を使い果たしたかもしれません(笑)。
チック・コリアさんの代表曲といえば、やはり「スペイン」。この曲は世界中のいろんなミュージシャンにカバーされています。チックさんはピアニストですが、なぜかギタリストに人気が高い曲なんですよね。
コーラスごとにトリッキーなリフが挿入されているところが印象的なので、ギタリストの腕の見せ所って感じなのかしらん。日本の有名どころですと、B'zの松本孝弘さんが"Thousand Wave plus"というアルバムで、スペインのカバーをリリースされているようです。
チック・コリアさんのオリジナルの「スペイン」は、JAZZ好きなら泣く子も黙るReturn to Forever時代の名盤中の名盤"Light as a Feather"というアルバムに収録されています。一家に一枚あっても全く損はないアルバムですのでご購入がオススメです(花田先生の文法特急風~)。
YouTubeでもオリジナルを聞くことができますので(←便利な世の中ですね)、まずは聞いてみて下さいね~。やっぱ、いつ聞いてもカッコいいな~。