今回は久しぶりに映画の紹介です。福島にかかわる様々な立場の人がストレートに語る記録を描いた古波津陽監督の記録映画「1/10 Fukushimaをきいてみる」。2013年からスタートし、ついに最終版の10作目が今月末29日&30日に公開されます。
【1/10 Fukushimaをきいてみる 2023 予告編】
女優・佐藤みゆきが聞き手となり、福島に住む人々、福島を離れ暮らす人々に、暮らしや思いをインタビュー。
10年かけてその変化を記録するシリーズです。
語り手たちの言葉とそれを聞き続けるスタイルが評価され、これまで国内外のドキュメンタリー映画祭で5受賞、4入選。
本作は最終版にあたる10本目の映画です。処理水をめぐる疑問とは
最先端の産業とは
震災の記憶がない世代とは
人どうしがつながる防災とは(映画紹介より引用)
私は2017年版と2022年版の2作品を観ました。東日本大震災のその後を生きていく中で、人間の持つ強い部分と弱い部分や、日本が抱えるエネルギー問題に改めて考えさせられました。
福島の今やこれからについてご関心のある方、関東近辺の方は是非劇場でご覧になって下さい。12月29日の昼の部は満席ですが、その他は予約可能のようです。申し込みや詳細は↓こちらから。
https://fukushima-ask2023.peatix.com/
<追記1>
今月12月5日, 8日, 14日の3日間にかけて、2013年~2022年までの全9作品を劇場上映されていたのですが、上映会が平日のお昼というもあって観に行くことが叶わす…。来年また再上映会がありますように(祈)。
<追記2>
10月22日に石巻劇場芸術協会 シアターキネマティカでの上映会に行った時に、古波津陽監督がシアターの壁に記念のサインされてましたのでカシャっと!
<追記3>
「1/10 Fukushimaをきいてみる手ぬぐい」、赤ちょうちんの61鍵盤電子ピアノキーボードにぴったりでした。シンデレラフィット!嬉しい。