赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKOのお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

「モノづくり」に救われる その4 「料理」 ~おふくろ伝授のコロッケ&マドレーヌ~

2005年のゴールデンウィークに、New Orleans Jazz & Heritage Festivalに行き、すっかり、New Orleansの虜になりました。それから4ヶ月後の、8月29日のハリケーンカトリーナ。かなり大きなハリケーンではありましたが、なんとか通過してくれたとホッとしていたその翌日。堤防が決壊してNew Orleansは一瞬にして泥の湖になりました。

あれからちょうど10年。日本で同じようなことが起こってしまいました。自然の猛威に対して、人間は悲しいまでに無力ですね。大雨洪水の被害にあわれた方、土石流の被害にあわれた方に、心よりお見舞い申し上げます。

(前回記事からの続き)
リハビリの正式名称の「Rehabilitation」。この英単語、私の好きなTOEICには99%出ない単語だと思いますが(笑)、re(再び/戻す)+habilis(適した/ふさわしい)から成り立っているそうです。↓に詳しく載っています。
リハビリテーションとは|リハナビ〜理学療法士・作業療法士

私が入院していた病院のリハビリのプログラムの中には、退院した後の日常生活を考えて、料理練習という課題がありました。今は、ずいぶん料理の感覚が戻ってきた私ですが、入院して3ヶ月くらいにやった、第1回目の料理練習の時は、まだいろんなことが分からない状態だったので、この料理練習にあまり気乗りがしませんでしたね~。

作る料理は、なんでもいいということだったので、昔からよく作っていた、母から作り方を伝授されたコロッケを作ってみましたが、揚げ焼きの途中でコロッケが壊れ始めてボロボロになり、仕上がりの結果は惨敗でした…(涙)。

第2回目の料理練習は、12月始めでしたので入院して5ヵ月くらいのころ。このころは文字の読み書き以外はずいぶんできるようになってきたので、赤ちょうちんレシピからおつまみを作ることにしました。

リハビリの料理練習は60分なのですが、頑張って三品を作ったところ「今までの料理練習で三品作った患者さんって初めてです!」とのこと(^^)v。スギちゃん先生が写真を撮ってくれたので載せておきま~す。

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第3回目の料理練習は、もうすぐ退院間近の1月末でした。この頃は、もう作業療法のリハビリはほとんどしていなくて、言語のみのリハビリでしたが、ちょうど、言語聴覚士トップの、ヌカさま先生のお誕生日とのことなので、誕生日ケーキをスギちゃん先生と作ることに。が、なんと、残念なことにその日はご出張で、病院にはおられませんでした~。苦手な手書きの文字を頑張って書いたのになあ~。ヌカさま先生、間が悪いんだから~(笑)。

<お誕生日カード>f:id:akikomusic:20150131182300j:plain

<お誕生日ケーキ>   写真撮影: ミッチー先生f:id:akikomusic:20150129172203j:plain

ちなみに、病院の料理練習は「料理を作るところから、食器を洗うところまで」を、患者一人だけで行います。なので、スギちゃん先生は私の作業が危なくないか見守ってるだけです。料理の腕は不明(←たぶんやってないな(笑))。なお、作った本人(=私)は、入院患者のため、病院食以外は禁止なのでこの料理は食べられません…。美味しいものが好きな良い子の皆さんは、決して入院しないように!(笑)

【入院中の料理練習】  協力: スギちゃん先生
第1回目「おふくろ伝授のコロッケ」←惨敗 (涙)
第2回目「ミニトマトの肉巻き」「鶏肉はんぺんつくね」「鶏手羽元のレモン煮」
第3回目「濃厚ガトーショコラ」「マドレーヌ」

今回の記事に載せた料理練習のレシピの全部を下記にまとめてみました~。是非作ってみて下さいね~。第1回目の料理練習で作った「おふくろ伝授のコロッケ」は、病院で写真を撮らなかったので、というか、全くうまく作れなかったので落ち込んで写真どころではなかったので、最近作ったコロッケで撮影しました~。あしからず~。

次回「モノづくり」に救われる その5「ティッシュケース」予定 "to be continued"

【おふくろ伝授のコロッケ】
<材料>
じゃがいも  3個
ツナ     1缶
玉ねぎ    1/2個
カレー粉   大さじ1
塩こしょう  適量
小麦粉    適量
卵      1個
パン粉    適量

<作り方>
1. 玉ねぎをみじん切りにして飴色になるまで炒める。
2. じゃがいもは皮を剥いて鍋で茹で、箸が通るまで柔らかくなったらお湯からあげてこふきいもにしておく。
3. つぶしたじゃがいも、1の玉ねぎ、ツナ、カレー粉、塩こしょうをまぜ合わせる。
4. 小麦粉、卵、パン粉の順に衣をつける。
5. 180度の油でこんがり揚げたらできあがり~。
※私が油の処理が面倒くさいので少なめの油で揚げ焼きにしています~。

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【マドレーヌ】
<材料>
卵          3個
小麦粉        100g
砂糖         100g 
バター        50g  
バニラエッセンス   適量

<作り方>
1. 卵を黄身と白身に分ける。
2. ハンドミキサー等で白身を泡立て、砂糖を2~3回分けて加え、白身に角が立つまで泡立ててメレンゲを作る。
3. 2のメレンゲに黄身を加えてさらに泡立てる。
4. ふるいにかけた小麦粉を加え、ゴムべらで切るように混ぜる。
5. 溶かしバター、バニラエッセンスを加えてさっと混ぜる。
6. 型に入れ、170℃で25分くらい焼いたらでき上がり~。
※ベビーチョコや砕いたKid Kat等をお好みで加えてもOK。

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