赤ちょうちんでひとりごと

音楽を愛して止まないAKKOのお気楽なひとりごと。自分の好きなことや感じたことを徒然なるままに綴ってます。

肥後の方たちの心の拠り所 熊本城復旧へ一歩づつ!

今回の花田塾チャリティセミナーにご参加の方から、お申込み時のコメント欄にこのようなメッセージがありました。

質問ではないのですが、お願いがあります。今年もチャリティーセミナー参加者有志の方で「熊本地震」に遭われた方に義援金を寄付することが出来たら幸いに存じます。
 (中略)
花田先生が書かれた「くまモン」の絵そのまま「バッチ」にでもしていただけたら 有志の方が購入しやすいと思います。少しでも有志の方の思いを義援金に変えて、被災者の皆様にお役立ていただけましたら幸いに存じます。

花田先生から「AKKOさん、これ、出来そう?」ということで、今回は花田先生が描かれたくまモン(私は勝手にへたうまくまモンと読んでいます(笑))で、ご希望されている缶バッチを作成し、有志の方から義援金を募ることになりました。

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<有志の方々の義援金
  500円玉×12枚=6,000円
  100円玉×47枚=4,700円
    50円玉×  3枚=   150円
   10円玉×   6枚=     60円
     5円玉×   2枚=     10円
     1円玉×   8枚=       8円
  韓国100ウォン×1枚(約10円) ※100ウォン≒9.83円
の募金をいただきました。韓国100ウォンは日本では募金できないので、私の方で10円玉と交換し、総計して10,938円となりました。今回も天守閣や石垣などに被害があった熊本城の再建に全額寄付いたします。

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今年も熊本地震が起こった4月14日には、多くのニュース番組が特集を組んでいましたが、熊本の方たちにとって、郷土の誇りの象徴である熊本城には、皆さま特別な想いがあるとのこと。熊本城が再建されて初めて、完全な熊本の復興になる、と日々頑張って生活されているそうです。熊本城の再建にはあと20年、修復費用は600億円超を擁すると言われていますが、今しか見ることができないこの復興中の姿を見に、多くの方が熊本城に足を運んで下さっていると、熊本に住む大学時代の剣道部の先輩から聞きました。私も行かなくちゃ。

今回、募金して下さった有志の方々の想いが、熊本の皆さまが愛する熊本城の復興に貢献できますよう。募金して下さった有志の方々、どうもありがとうございました。

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<追記1>
このCMの作成秘話を見ましたが、こちらも熊本城の復興を応援して制作されたそうです。熊本と言えばやっぱり加藤清正公が人気ですもんね~。

<追記2>
復旧中の熊本城の天守閣ですが、屋根から落下したしゃちほこ2体が、5月21日に約1年ぶりに姿を現したそうです。嬉しいニュースですね。

第8回花田塾チャリティセミナー 番外編

今回のチャリティセミナーのエンディングにこのようなお話がありました。

僕は募金はどっちかというと反対派です。自分たちでこの状況を乗り越え、稼いで立ち直っていこう、という努力を妨げてしまうことになるからです。でも、このセミナーの寄付金先が子どもたちなのだとテツから聞いて考えが変わりました。なるほど、と思いました。子どもたちは自分では稼いでいけませんからね… by ヒロ前田

この花田塾チャリティセミナーは、毎年参加して下さる方が多いので、御存じの方もおられると思いますが、初回(2011年3月19日開催)は日本赤十字社に寄付、第二回目(2012年4月29日開催)は東北三県の災害対策本部に寄付していました。

2013年の第三回目から「寄付金の先をどうしよう」と、いろいろ調査模索し、主催者&事務局の三人で試行錯誤しながら、現在寄付している三箇所に決めたのでした。主催者と事務局の想いに自信が持てたこと、イベント自体が主役ではないこと。ヒロ先生の↑この言葉に、寄付金を模索した当初を思い出し、改めて身が引き締まりました。

現在の寄付金先に至った経緯を、第三回当時のこのブログ記事に書いています(前半はスルーして~(笑))。ご関心のある方は読んでみて下さいね。

<追記>
こちらはいわての学び希望基金さんから花田先生宛てに届いたパンフレットです。いわての学び希望基金さん、ステキなパンフレットのご送付、ありがとうございました。写真、みんないい表情ですね(^^)v。

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続ける勇気、忘れない気持ち 2018 ~第8回花田塾チャリティセミナー~

今年もこの日がやってまいりました。そう、毎年恒例となりました花田塾チャリティセミナーでございます。第1回から事務局を担当させていただき、今年で第8回となりました。第2回から一緒に事務局を担当している朝日新聞出版齋藤さんのご人力で(?)、今年から会場のスペースを拡張することができ、112名の方にご参加いただくことができました。ご参加して下さった皆さま、ありがとうございます。

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今年もオープニングはテーマ曲「Be the Light」。昨年からリクエストを採用いただいた「希望篇」を流しています。私はオープニングは事務作業で参加が難しいので、前日赤ちょうちんの大型(?)テレビで、プチオープニングをいたしました。映像の中で何度も出てくる子どもたちの笑顔に涙し、そして、明るく一生懸命に生きていく力をいただいています。

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今年は下記の6名の精鋭ゲスト講師の方々に壇上に立っていただくことになりました。
・今年もセミナーの1番を志願して下さり、また映像等々の業務を一手に引き受けて下さった八島晶(OJiM)さん
・私は本業でもお世話になっております。銀フレにサインも下さったTEX加藤さん
・私も全く同じ手術を昨年5月末にしたので、一緒に頑張っていきたいです。心に残るメッセージをみんなに送って下さった神崎正哉先生
・最初の緊張から、ドンドン自分のワールドにみんなを引き込んでいったJet Bullさん
・本番前の打ち合わせから変装に協力して下さったヒロ前田先生
・ご異動で本職激務の中、事務局に援護射撃を下さったRabbitさん
今回も、講義の企画から懇親会まで、みんな一眼となった絶妙なワンチームで、とっても有意義な時間を過ごすことができました。このメンバーに感謝です(^^)v。講師の皆さまありがとうございました。

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今回の参加者全員による義援金は560,000円。第3回花田塾チャリティセミナーから寄付している下記の3つに寄付いたします。
福島県「東日本大震災ふくしまこども寄附金」 ¥280,000
宮城県「東日本大震災みやぎこども育英募金」 ¥140,000 
岩手県「いわての学び希望基金」       ¥140,000 
詳細は花田先生このブログ記事をご覧下さい。

そして今までの総額は↓こちらです。 継続は力なり "Practice makes perfect"ですね。
  2011年  ¥235,554 (日本赤十字社に寄付)
  2012年  ¥525,000 (東北三県の災害対策本部に寄付)
  2013年  ¥495,000 (東北三県のこどもたちに寄付)
  2014年  ¥520,000 (同上)
  2015年  ¥520,000 (同上)
  2016年  ¥580,000 (同上)
  2017年  ¥553,000 (同上)
  2018年  ¥560,000 (同上)
  総計    ¥3,988,554

2011年~2017年までの花田塾チャリティセミナーのAKKOのブログ記事はこちら。
  第一回 花田塾チャリティセミナー AKKO編
  第二回 花田塾チャリティセミナー AKKO編
  第三回 花田塾チャリティセミナー AKKO編
  第四回 花田塾チャリティセミナー AKKO編
  第五回 花田塾チャリティセミナー AKKO編
  第六回 花田塾チャリティセミナー AKKO編
  第七回 花田塾チャリティセミナー AKKO編

最後のエンディングでのヒロ先生のこのメッセージ。「僕は募金はどっちかというと反対派です。皆さん、現地に行って下さい。」。ありがたいお言葉だと思うと共に、本質を見失ってはいけないと改めて思いました。私も混んでいるGWが明けたら、昨年8月の福島、今年4月の仙台に引き続き、また仙台に行って、美味しいものをたくさん食べて、お土産をたくさん買ってきま~す。皆さんも是非東北に行ってみて下さい。新幹線はやぶさだと東京駅から仙台駅までは、たったの1時間半くらいですよ~。

なお、休憩時間に熊本城への募金に寄付して下さった方々ありがとうございました。こちらは次回のブログ記事で詳細を報告しますね。

<追記1>
今回花田先生がクイズにされていた須藤元気さんが率いるWORLD ORDERを、私は2012年にテレビ東京のとある番組で知りました。その時に観たパフォーマンスに度肝を抜かれ、その場で録画のボタンを押したので、赤ちょうちんの大型(?)テレビに残っております。現在、花田塾の生徒さんということでびっくり仰天! WORLD ORDERのパフォーマンス、まだ観たことないという方は、是非こちらをご覧くださいませ~。凄いパフォーマンスですよね~。最新版にはあの大統領も?!

<追記2>
今年も最後に記念の写真を撮ってもらいました~。去年のと比べると密着度がちょっと上がっていますね(笑)。まりこ。さん、受付のお手伝いありがとうごさいました~。

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また付けちゃった! 第90回センバツスコア

昨日は第90回選抜高校野球の決勝戦がありましたね。私は昨日はお仕事で会社にいたため、テレビ放送は見られなかったのですが、大阪桐蔭高校が史上3校目となる春の甲子園連覇を達成しました~。大阪桐蔭高校野球部、前評判通りの強さでした。連覇おめでとうございます~。

さてさて、今回も私は公立高校の試合を追いかけてみました。今回の公立高校は下記の9校。うち3校が21世紀枠での出場です。
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・秋田 (21)  由利工  初出場
・静岡    静岡   2年連続17回目
・富山    富山商  9年ぶり6回目
・滋賀    彦根東  9年ぶり4回目
・滋賀 (21)  膳所   59年ぶり4回目
・京都    乙訓   初出場
・福岡    東筑   20年ぶり3回目
・佐賀 (21)  伊万里  初出場
・宮崎    富島   初出場
※(21)は21世紀枠
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そして、マニアックなAKKOスコアファン(←いるのか?)のために、またまた頑張ってスコアも付けてみたのでした。私が今回付けたのは、始球式直後の【聖光学院×東筑】(←平日の試合だったのでビデオを撮った)、そして三回戦の【彦根東×花巻東】です。負けてしまったけれど、彦根東の増居投手の14奪三振は本当に凄い! テレビ見ていて気持ち良かったです。そしてスコアを読める方はさらに凄いことに気づくはず。スコアじゃ~ん。

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今回のAKKOの注目というかスコアの学びはこの2か所。あっ、ここから先はまたまたかなりマニアックになりますので、私のスコアの学びにご興味のない方(←ほとんどか)は、甘~いいちごでも食べながらもぐもぐタイムに突入して下さ~い。今回は長いよ~(笑)。

まず1つは【聖光学院×東筑】の9回表のスコアです。聖光学院の攻撃 1アウト1塁で、3番打者 田野くんが送りバントをするのですが、ここに犠打エラーが付いています。サードにちょっと暴投気味の送球があったので、私はE5-3になると思っていたのですが、E5の前に犠打◇が付いています。もし犠打の後にエラーが無くっても、ランナーが進塁できていたと見なされた時には「犠打エラー」が記録されるんだそうです。なので、田野くんには犠打が付いて、この打席は打数には入りません。犠打エラー、知らなかったわ~(←あ~、マニアック…)。

 

もう1つは【彦根東×花巻東】の6回表 彦根東の3番打者 今井くんの2球目のスクイズ失敗の後に起こったランダウンプレー(rundown play)です。私は捕手によるタッチアウトだと思いましたが、記録は守備妨害を取っていました。ルールでは、野手が打球を処理しているときは野手の守備が優先なので、走者が野手を避けなければならないということで、野手と走者が接触で守備妨害に。近年、この守備妨害が厳しくなってきたと思います。

ちなみに…。私は守備妨害の記録を初めて付けたので、記号がわかりませんでした。IPと付けるそうです。なので、3-5-2IPと書いてみました。IPは【illegal play】の略。illegal、TOEICに出るよぉ~(笑)。

は~い。もぐもぐタイムで休憩していた方、マニアックなところ終わりましたよ~。これに懲りずに、また赤ちょうちんでひとりごとに遊びに来て下さいませ。夏の甲子園まではこのマニアなネタは登場しませんので安心して下さい(笑)。

<追記1>
↓これにある彦根東高校野球部で主務を務める北村駿くんの話がいいですね。これは会社やプロジェクトなど、仕事という同じチームで働く社会人にだって使えるコトバなんじゃないかな。

僕はいい人間、明るい人間がいいプレーをできると思っています。試合で緊張していっぱいいっぱいになっている人もたまにいるので、そこで僕が大きな声で『いい顔をしろ!』『笑顔で!』と緊張をほぐしてあげたい。視野が狭まっていると、いつも通りのプレーなんかできませんから。
集英社 Sportivaより

<追記2>
な、なんと、先日投手として勝ち星デビューを果たした大谷翔平選手が、今日もホームランを打ち、二試合連続のホームランだそうです。しかも2本目はあのクルーバー選手から。いやはや、スゴイなあ~。ちなみに、大谷選手は今回私がスコアを付けた花巻東高校のOBですね。

太郎 再び参上!

1970年に開催された大阪万国博覧会(以下、大阪万博と略)。そのシンボルであった太陽の塔の内部にある「生命の樹」が、約2年にわたる再生事業を終え、2018年3月19日から48年ぶりの一般公開が始まりました。太陽の塔の制作者は言わずもがな、私も大好きな芸術家の岡本太郎さんでございます。

48年ぶりのこの一般公開に際して、先週25日(日)のEテレ 日曜美術館 で、この太陽の塔が取り上げられていましたね。とてもいい番組でした。内容の一部を書いてみるとこんな感じです。録画、大活躍(^^)v。

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(中略)
大阪万博が「明るい未来の象徴」としてかかげたテーマは「人類の進歩と調和」。これに太郎は違和感をおぼえます。

いわゆる「人類の調和」というのは逆だと思うんですよね。人間、少しも進歩していないんですよ。科学的に、工業的に、産業的に、様々な意味では進歩しているかもしれないけれど、人間的にはみんな空しくなってますよ。機械の奴隷になってますよ。

それから、調和っていうとね。全部が機械で生産されたような計算尽くなものばっかしが並ぶでしょ。そうじゃない!それと正反対のものをバーンとぶつけてやろう。

だから僕は、調和っていうのはぶつかり合うのが調和なのであって、正反対のものをバンバンとぶつかり合うことによって、両方が開くと。だから、あんな素っ頓狂なモノを作った訳ですよ。憎まれてもいい、嫌われてもいいと。 

太郎が提示したぶつかり合う調和、その思いを表したのが太陽の塔でした。そもそも太陽の塔が立つ場所には、建築家丹下健三により近未来の空間をイメージした壮大な大屋根が広がることになっていました。ところが、その構想を知るや、太郎の中に強い思いが湧きあがったのでした。

壮大な水平線構想の模型を見ていると、どうしてもこいつをボカン!と打ち破したい衝動がむらむら湧きおこる。
優雅におさまっている大屋根の平面に、ベラボーなものを対決させる。
こういう対決の姿によって、雑然とした会場の、おもちゃ箱をひっくりかえしたような雰囲気に、強烈な筋を通し、緊張感を与えるのだ。

「万国博に賭けたもの」より

その信念が万博を動かしました。高さ70mの太陽の塔のために大屋根に穴を空けるように計画が変更されたのです。万博のテーマと対戦するべらぼうなシンボルの誕生です。
(中略)
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これを読んで「この番組すごく面白そうなのに見逃しちゃったぁぁ~」と思った方。大丈夫。安心して下さい。3月31日(土) Eテレ 午後2:00~午後2:45に再放送がありますよ~。

下記の写真は、2015年の12月に大阪で行われたガンボフェスというライブの翌日に、出演者のZYDECO KICKSニューオリンズパンチのメンバーと一緒に太陽の塔に行った時のものです。その時は外からしか見ることが出来ませんでしたが、今は中も見ることができるなんてなんだか夢のようですね! あ~、生命の樹、早く生で見てみたいな~。

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 <追記1>
赤ちょうちんのキーボードの上には、ホコリ除けに太郎さん手ぬぐいがかかっておりまする(^^)v。

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<追記2>
私が会社で使っているノートのカバーは明日の神話でございまする~。ほぼ日刊イトイ新聞ほぼ日手帳 2016で買いました。
*残念ながら現在は販売は終了しています。

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